ムーブメントとは

初心者でも分かる「ムーブメント」とは?

腕時計用語で頻繁に目にするこの「ムーブメント」というものを、ゼロから丁寧簡単に解説しています。

ムーブメントの種類と特徴などもお答え中です。

ムーブメントのまとめ

ロレックス cal.2135 ムーブメント

出典元:CLOSER

ムーブメントとは?その種類は

ムーブメントとは、時計内部にある機械部品の総称で、時間(針)を動かしている駆動装置そのものを言います。

    ~ ムーブメントの種類 ~
  • クォーツ式と機械式の2種類がある
  • 動力は電池(クォーツ式)
  • 動力はゼンマイ(機械式)
  •  ⇒ 時間の誤差が大きい(1日に30秒以内)
  • ムーブメントは別名「キャリバー」とも呼ばれる
  • キャリバーは「Cal.○○○○○○」というように番号で区別される

クォーツ式とは?

クォーツ式はゼンマイが無く、電池を原動力として動く時計です。

    ~ クォーツ式の特徴 ~
  • 電池式なので止まらない
  • 電池交換が必要
  • 時間の誤差が小さい
  • 精度や耐久性が高い
  • 1秒間に数万回振動する水晶が使われている
  • 安価(メンテナンスも安価)
  • 機械式よりも寿命が短い
  • 世界初のクォーツ式腕時計は「セイコー・アストロン」(1969年)

機械式とは?

機械式とは、電池を使わずゼンマイを動力源として動く時計のことです。

    ~ 機械式の特徴 ~
  • 「手巻き式」と「自動巻き」がある
  • 「手巻き式」は、決まった時間に手動でゼンマイを巻いて動力を与える仕組み
  • 「自動巻き」は、装着した腕の動きにより自動的にゼンマイが巻き上げられる仕組み
  • ゼンマイ(1回の巻き取り)での稼働時間は約40時間
  • 寿命が長い
  • オーバーホールが必要(数年に1回)

手巻き式とは?

手巻き式とは、ゼンマイを手動で回して時計に動力を与える仕組みの時計です。

    ~ 手巻き式の特徴 ~
  • 電池交換の必要がない
  • 巻きすぎるとゼンマイが切れてしまう
  • 構造がシンプル
  • 故障が少ない
  • 本体が薄く軽量

自動巻きとは?

自動巻きとは、時計着用時の腕の動きにより内蔵ローターが回転し歯車に伝達されて自動的にゼンマイが巻き上げられる仕組みの時計です。

    ~ 自動巻きの特徴 ~
  • 電池交換の必要がない
  • 使わないでいると時計は止まる
  • 高価(メンテナンスも高価)
  • 精度や耐久性が低い
  • 手巻き式に比べて分厚い

ブログ運営者の言葉

ムーブメントとは一体何のこと?

腕時計の初心者の私にとっては、この何でもない言葉一つが分からず、まず初歩の初歩から勉強しなければなりませんでした。

腕時計の通販サイトではよく見かけるこの「ムーブメント」という言葉を詳しく調査した結果…

今まで私にとって闇に包まれていた腕時計界(大袈裟?)の一部が嵐が過ぎ去るようにその光が見えた気がしました。

ですが、このムーブメントという精密機械を発明した人も、そしてそれを現世まで造り続けてきた職人さんたちには本当に頭が下がる思いがしました。

1秒1秒、時を刻むこの小さな腕時計のケースの中で、その規則正しく打ち続けるムーブメントはまさに芸術の域に達しているのではないでしょうか。

これまで私は透明ケースで中の精密部品が見えている腕時計を見て、「こんなスケスケの腕時計をつけて何が楽しくて面白いのだろうか…」とよく考えたものです。

ですが、このムーブメントの勉強をするうちにその偏見も徐々に変わってゆき、今では実際に動いているムーブメントを見てみたいという気持ちになりました。^^